イタリアの新名花が南青山に再登場
ロイ・ハーグローヴ・ビッグ・バンドで出演経験があるロバータ・ガンバリーニが、自己のグループとしては初めて「ブルーノート東京」のステージに立った。昨年4月来日時のドラマーだったジェイク・ハナが2月に他界したことで、バンド編成の変更を余儀なくされたようだ。今回ロバータをバックアップするのは、ヴォーカリストの伴奏経験が豊富なエリック・ガニソン(p)。ジョージ・シアリングとの共演で知られるニール・スウェインソン(b)の帯同は、思わぬ収穫となった。ステージはまずロバータ1人が登場し、無伴奏で「ソー・イン・ラヴ」を歌唱。短期間で世界的にその名を知らしめたロバータが、昨年とは違う新機軸をいきなり打ち出した格好になった。中盤では口トロンボーンの至芸を披露。お客様をもてなすことを第一に考えたロバータのプログラム作りに共感した。最期の自身のアナウンスは定番の「ガンバリマス」。この初心を忘れなければ、今後も期待できる。
渋谷「JZ Brat」へ移動し、西山瞳トリオを観る。西山は同店のスタッフとインティメイトな関係を作り、定期的な出演を実現させている。コアなファンが集い、満足度の高いイヴェントとなった。
