Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

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今月のまとめ

2010年09月30日

 秋は例年ライヴが多い季節。1日のレイチェルZトリオ@丸の内Cotton Clubで今月が始まると、翌日からは<東京JAZZ>と関連イヴェントがスタートした。2日は東京国際フォーラムD5でマイク・ノックのプレ・ライヴ。本編初日の3日は夕方のパーティーで出演者とミート&グリートし、ホールAでケニー・バロン+ロン・カーター+レニー・ホワイトの“スーパー・プレミアム・バンド”を観た。4日は午前から代官山でノルウェーのマティアス・アイクを観てから、有楽町へ移動。昼の部のメイシオ・パーカー、ラリー・カールトン&松本孝弘と、夜の部のロバータ・フラック、アル・ジャロウを楽しんだ。5日は昼の部でオマー・ハキムが寺久保エレナとの最上のミュージシャンシップを発揮したのがハイライト。夜の部ではレコーディング・メンバーと再会した渡辺香津美TOCHIKA2010が、フュージョン・ファンには堪らないステージを展開してくれた。その後も6日アイヴィン・オールセット@ピットイン、7日アリルド・アンデルセン@スーパーデラックス、8日レビティ@ピットイン、9日ピーター・ビーツ@ブルース・アレイ・ジャパンと、過去に例のない同祭関連の8日連続のライヴ体験となった。第3週は13日トリオセンス@Cotton Club、15日トリオセンス&サラ・ガザレク、16日ブラッド・メルドー・ソロ@BBLT、18日ビル・メイズ@ピットインと、ほぼ連日の鑑賞。第4週は21日ファブリッツィオ・ボッソ@ブルーノート東京、22日ヤロン・ヘルマン・ソロ@内幸町ホール?纐纈歩美@JZ Brat、24日アレッサンドロ・ガラティ3@モーションブルー横浜と、移動距離の長いスケジュール。23日にはキース・ジャレット・トリオのジャパン・ツアー初日が渋谷オーチャード・ホールで行われ、29日には同ホールで2日目を観た(「ジャズジャパン」12月号を参照)。30日には連日のオーチャードとなる大西順子のレコ発コンサートを鑑賞。ほぼレコーディング・メンバーである第一線の米国黒人たちを従えた大西のリーダーシップに痺れた。

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