12月のイヴェントまとめ

2010年12月30日

　第1週は1日＝ノルウェーのシゼル・アンドレセン＆ホーコン・コーンスタ＠スーパーデラックス。このデュオは一昨年に同国を取材した際に観ている。2日＝デヴィッド・サンボーン＠ビルボードライブ東京。ジョーイ・デフランセスコ＋スティーヴ・ガッドとのトリオは、本邦初登場だった。3日＝スタンリー・クラーク・トリオ＠オーチャードホール。上原ひろみの参加でも話題になった新作は、グラミー賞にノミネートされている。第2週はヴァラエティ豊かなラインアップとなった。7日＝ノルウェーのEple Trio＠中目黒・楽屋、8日＝ジミー・コブ参加の海野雅威３＠Cotton Club、9日＝新結成のトリオ・コレクティヴのお披露目となったアキコ・グレース＠JZ Brat、10日＝豪華初共演を堪能したフォープレイ＆新日本フィル＠すみだトリフォニーホール。第3週の12日＝チック・コリア・トリオ＠ブルーノート東京2nd setでは、アンコールでチック夫人のゲイル・モランと小曽根真が飛び入りして、「500マイルズ・ハイ」で大盛り上がり。チックが客席のアントニオ猪木を紹介するサプライズも。13日＝日本で数少ない女性オンリーのビッグ・バンド、レディ・エンジェル107＠赤坂B flat、17日＝兄弟共演としては日本初だったジョー＆パット・ラバーベラ＠Tokyo TUC?ケイ赤城３＠ピットイン。ピットインでは帰国中の坂田尚子(p)と話ができて、思わぬ収穫となった。また14日には大阪へ出張し、上原ひろみ with 大阪センチュリー交響楽団＠ザ・シンフォニーホールを取材。終演直後、本人にインタヴューした。第4週は21日＝ラジオNIKKEI「テイスト・オブ・ジャズ」に出演し、夜は鈴木重子＆ウォン・ウィン・ツァン＠六本木STB。ライヴとは別に、師走ということも重なって1日＝キング・インターナショナル20周年、22日＝「Jazz Perspective」創刊記念と、２つのパーティーに出席。音楽業界が不況と言われる中で、来年に繋がる明るい宴であった。