Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

R&B歌手の競演ステージ

2011年12月09日

 ジョニー・ギル&キース・スウェット@ビルボードライブ東京。90年代にニュー・ジャック・スウィング隆盛の一角を担ったギルと、同年代にソロ・ヴォーカリストとして人気を集め、デビュー曲「メイク・イット・ラスト・フォーエヴァー」がポール・ジャクソンJr.もカヴァーしているスウェットのジョイント・ステージだ。2人はそれぞれ今年、新作を発表しており、ファンには絶好のタイミングとなった。ギルの方が押し出しが強い印象の共演パートから、ギルのソロ・コーナーに進むと、ギターを弾きながら「ザ・クリスマス・ソング」を歌唱。時期的なサーヴィス・ナンバーとなった。「マイ・マイ・マイ」ではアリーナ席の女性ファンに、バラをプレゼント。こんなキザな演出は、まだバブルの残り香があった90年代初めの良き時代を想起させて、ファンには大受け。エンタメ精神たっぷりの2人による、満足度の高い90分のショーだった。

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