Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

2012年08月30日  偉大なリーダーを偲ぶ節目のステージ

2012年08月30日

 1979年にチャールズ・ミンガスが他界した後、その音楽遺産を継承するために始動したのがミンガス・ダイナスティ。それを拡大・発展する形で93年にアルバム・デビューしたのがミンガス・ビッグバンドだ。今年ミンガスの生誕90年迎えたタイミングで、7年ぶりの来日が実現。前回、2005年の来日時に『Live In Tokyo』を収録した“ブルーノート東京”への再登場である。若手からヴェテランまで、著名ミュージシャンがずらりと揃った14人編成にあって、今回はアレックス・フォスターがMCを務めた。82年のジャコ・パストリアス・ワード・オブ・マウスBBのメンバーだ。個人的な収穫は若手のジェイソン・マーシャル(bs)とヴェテランのアール・マッキンタイヤ(tb,tuba)。メンバーの交代を含めて活動を絶やさぬ限り、ミンガスの遺志は伝えられ続けるだろう。終演後に紅一点のピアニスト、ヘレン・サングと談笑した。

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