Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

2012年08月18日  急成長中の女性サックス奏者が帰国

2012年08月18日

 ハイティーンでアルバム・デビューし、高校卒業後にバークリー音大へ進学。現在、同大に在学中の寺久保エレナが、新宿ピットインに出演した。会場は超満員の盛況。アート・ペッパーの演奏で知られる「ムーヴ」を皮切りに、チャーリー・パーカー、キャノンボール・アダレイ、ジョン・コルトレーンのナンバーを取り上げて、サックス・レジェンドへのシンパシーを表明。セカンド・セットに進むと、ブルキナファソを訪れた時の経験を元に作曲した新曲「ブルキナ」を披露。ビバップとモードを融合させたような作風に、米国生活での成長ぶりを実証した。アンコールではパーカーの「アンソロポロジー」をカヴァー。13歳から共演を続けている大林武司(p)、NYベースで今回が初共演の中村恭士(b)、ブルキナファソに同行したマーク・ホイットフィールドJr.(ds)と、メンバーの好演も特筆したい。

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