Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

NYの息吹きを運ぶドラマー

2011年07月29日

 ドナルド・エドワーズ・トリオ@新宿ピットイン。マーク・ホイットフィールド、ジョージ・コリガン、ミンガス・ビッグ・バンド等のレコーディングに参加してきたエドワーズは、NYのジャズ・シーンを賑わす新世代黒人ドラマーの1人だ。今夜は自身がリーダーシップを発揮し、場内に黒いグルーヴを充満させた。その点で大きく貢献したのがオリン・エヴァンス。すでに10枚を超えるリーダー作をリリースしているピアニストは、フルスピードで鍵盤上を暴れまくり、トリオ・サウンドに多大なエネルギーを注ぎ込む。しかもそれを全力投球と言うよりも“朝飯前”といった風情でこなしており、地金の違う身体能力を体感させられた。

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