Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

新世代ファンク・バンドが六本木に初登場

2009年07月07日

 ソウライヴ@ビルビードライヴ東京。99年にアラン&ニールのエヴァンス兄弟を中心に結成されてから、今年で10年。最新作『アップ・ヒア』をリリースしたばかりのタイミングでの、クラブ出演である。この間、ニールがトニー・ウイリアムス・ライフタイムのトリビュート・バンドに参画したり、バンド・メンバーのサム・キニンガー(sax)がソロ・アクトとして名をあげたりといった、メンバーのステージ・アップが認められた。公演は鍵盤のニールとドラムスのアランがバンド・サウンドの核を担いながら、サウンドを推進する。その展開に特段目新しい要素はなかった。初期に確立したサウンドを揺ぎ無く現在も続けている、という印象。聴衆の期待を裏切らない点では間違いないのだが。音楽シーンの移り変わりの速さを同時に感じるイヴェントであった。

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