Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

イタリアン・ピアニストの単独公演

2009年03月29日

 先週、「ブルーノート東京」にトリオで出演したジョヴァンニ・ミラバッシが、1日だけのソロによるホール・コンサートを行った。会場のすみだトリフォニーホールは、バンドでの出演経験はあるものの、ソロでは今回が初めて。というわけで1800席を有するホールでのノーPAによる演奏は、トリオとはまた異なる趣となった。ファースト・セットでは「ハウルの動く城」「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」を取り上げて、メランコリック、メロディアス&ロマンティックな音楽性がクローズ・アップ。セカンド・セットではタンゴ調のナンバーでハイライトを演出し、ミラバッシの音楽性をピュアな形で表現した。『アヴァンティ』に収録し、『アウト・オブ・トラック』でも再びカヴァーした「ル・シャンテ・デ・パルチザン」は、やはりミラバッシのソロを象徴する代表曲だと再認識。なお詳しくは5月20日発売の「スイングジャーナル」6月号を参照してほしい。

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