Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

2012年03月12日  NYのドラマーがクァルテットを率いて来日

2012年03月12日

 ジャン=ミシェル・ピルク、ケニー・ワーナー、クリス・ポッターとの共演を通じて、新世代実力派ドラマーの名声を高めていたアリ・ホーニグが、丸の内Cotton Clubに出演。NYのドラム・シーンは過去20年間でたいへんな技術革新が進み、多くの優秀な黒人を輩出している。その点でホーニグは白人の筆頭格だ。初めて観たリーダー=ホーニグは、ここぞとばかり自分流儀を全開にしてリーダーシップを発揮。共演者はイスラエル旋風の1人であるギラッド・ヘクセルマン、ベースのアヴィシャイ・コーエン・トリオのブルーノート東京公演でその実力を体感していたシャイ・マエストロ、近年多方面で目にするオーランド・レ・フレミングと、旬な新世代が名を連ねた。アンコールでは1人で登場し、マレット使用で「上を向いて歩こう」を演奏。サービス精神に感激した。
■1.Ephemeral Eyes 2.Con Alma 3.Billie’s Bounce 4.Seraphic 5.Arrows & Loops 6.unknown [encore] Sukiyaki 
●Ari Hoenig(ds) Gilad Hekselman(g) Shai Maestro(p) Orlando le Fleming(b)

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