Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイアリー
セブンオークスとコラボレートしている音楽評論家の杉田宏樹さんによる「ライブ・ダイアリー」です。
スウェーデン大使館でのジャズ・イベント
2008年10月26日
3日前に赤坂で観たボーヒュースレン・ビッグ・バンドのコンサート&レセプション@スウェーデン大使館・大使公邸。BBBは西ヨータランド県の文化政策の一環として2003年に建設されたヴァーラ・コンサートハウスに所属し、イェーテボリを中心に活動中。同ハウスは今年レーベルを立ち上げ、その第1弾『Swallow Songs』、第2弾『Letter To Billie』をリリースしている。今夜は後者のフィーチャリング・ヴォーカリストであるジャッキーが加わり、音楽監督のニルス・ラングレンが進行役を務めた。1時間のステージは、3日前の選曲をコンパクトにした趣だったが、ノンPAというのが何と言って魅力。100名超の招待客は至近距離でのビッグ・バンド・サウンドを堪能していた。ビュッフェ・ディナーに移って関係者と談笑。宴は予定を1時間オーバーし、21:00に閉会となった。