Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイアリー
セブンオークスとコラボレートしている音楽評論家の杉田宏樹さんによる「ライブ・ダイアリー」です。
トップ・イタリアン・ジャズの1週間
2007年05月18日
5月14日から19日までの6日間、イタリアを代表するジャズ・フェスティヴァルの主催者であるウンブリア・ジャズが後援する「トップ・イタリアン・ジャズ」と題した連続公演が“ブルーノート東京”で開催された。エンリコ・ラヴァ&ステファノ・ボラーニ・デュオ、エンリコ・ラヴァ・クインテット、ステファノ・ボラーニ・トリオの3組が2日ずつ出演。
ぼくは1日おきに3組のステージを観た。総論を言うと、スタンダード・ナンバーに頼らず、オリジナリティを打ち出したパフォーマンスが、これほど多くの観客から支持されたことを目の当たりにしたのが感動的であった。ステージの詳細は6月20日発売の「スイングジャーナル」7月号を参照してください。