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バリ「リゾートする旅」(07年5月)

2007年05月22日

バリの旅行パンフレットを制作。そのパンフレットで紹介しているパッケージツアー「気軽にバリ島5日間」に、スタッフ4名で参加、ツアー検証の旅にでかけた。

<バリ1日目>

バリに着いたのは昨日の夜中。今日はバリで迎える初めての朝だ。気持ちよい目覚め。夜にはわからなかった周辺の姿が見えてくる。ヤシの木や南国の花々、青々とした芝。そういう自然たっぷりの敷地の中に泊まったコテージがあった。ものすごくいいところではないか! 宿泊したのは、レギャンビーチの目の前にある、レギャンビーチホテルのジャグジー付きコテージ。緑たっぷりの広い庭に設置されているのは、両手両足を上下左右に伸ばしても余裕があるぐらい広いジャグジー。レインシャワーもついている。

ゴーッという(バリの波は高いのだ)波の音も聞こえる。このステキなリゾート空間は見ているだけでもおなかいっぱいになる。もうとにかくバリは最高!って今も思っているが、それは、泊まったコテージが感動モノだったことが大きく影響しているのだろう。

午後にはスパを体験。これは「ホテルからのうれしいおもてなし」として、パッケージに含まれているものだ。ヨーグルトとか何かいい匂いのするスパイスなどを塗って全身をマッサージ。とても気持ちよかったのだが、スパ初体験者としては、黒いビニールパンツ1枚のわが身の姿にちょっと恥じらいが……。

夜はケチャダンスを観賞(写真)。100人ほどの男衆が円形になって座り、「ケチャっケチャっケチャっ……」と唱えるように歌いながら、上半身を揺さぶるようにして踊り、だんだんトランス状態になっていく。ケチャダンスにはストーリがあるので、途中、王子や王女などに扮した踊り手が現れたりして進むのだが、わきをかためる男衆を観察しているのがおもしろかった。「適当にみんなに合わせて踊ればいいやぁ」的な、あまりプロっぽくない踊り手とかいたりして。そういう人はだいたい円の外側にいたりする。これはあとでガイドさんに聞いた話だが、踊り手はみんな同じ村の人間で、「今日は暇だから踊りにいくかぁ」みたいなノリで、その日ポッと参加したようなメンバーも混じっているのだとか。毎日上演しているらしいから、毎回毎回トランス状態になるのも大変だろうしねぇ(同情)。踊った後はすばやく撤収。観賞していた人と同じタイミングでトラックに乗って村へ帰る。ユルいなぁ。でもいいのだ、ここはバリだから。

ケチャダンス観賞のあとは、ツアーバスに乗ってサヌール地区にあるレストランへ。ここでロブスターのディナーをいただいた。プールサイドで優雅にいただくディナー。ロブスターが立っていた。

<バリ2日目>

バリで丸1日過ごせる日は、昨日と今日の2日間。前日から今日1日をどう過ごすか相談していて、その結果、ウブドまで行くことにした。 現地のツアー会社に1日チャーターツアーを申し込む。

ウブドはレギャンビーチから車を1時間ほど走らせた山間部にある。道がちゃんと舗装されていないため車の揺れは激しいが、車窓から見る牧歌的な田園風景には感動する。バリは「海のリゾート地」というイメージだったが、「山のリゾート地」としても来る価値があると思う。実際、ウブドにはリゾートホテルも多く、隠れた人気エリアらしい。ウブドまで行く途中で、有名なライステラスを見学。いわゆる棚田だ。棚田とヤシの木が同居している光景は南国ならではだろう。

ウブドに着き、ランチが食べられる店を探す。初めての町でおいしい店を探すのは難しく、なんとなく選んだ店に入る。そこは、普通の民家が家の一部をレストランにしているらしく、人の家にお邪魔しているみたいだ。こういう状況を楽しんでしまう一行なので、手前のレストランぽい席ではなく、店の奥にあった東屋風の座敷に座る。まずはビンタンビール! 残念ながら1本(2本だったか)しか冷えていないようだ。あまりお客が来ないのか? 続いて、それぞれ注文したナシゴレンやサテ、ガドガド、野菜カレーなどの料理が運ばれてくる。どれも庶民的(質素?)な味。庶民感覚のバリが体験できたようでうれしい。

次に向かったのは、美しい庭園寺院として有名な「タマン・アユン寺院」。10基の塔が建ち並んでいる。どれも奇数層で最高は11層あるが、全体的に小ぶりな印象。シルエットが美しい。 1日チャーターツアーの最後は、夕陽が美しい寺院として絵ハガキにもよく使われている「タナロット寺院」。人が多く、ヘビもコウモリもいる(見せ物として)。この日は雲っていたため、真っ赤な夕陽とまではいかなかったが、海に浮かぶ岩島に建つタナロットは、十分にフォトジェニックだった。

夕食は「ホテルからのうれしいおもてなし」に付いていたディナー券を利用。ホテルのレストランでナシチャンプルという料理をいただいた。「ナシ」とはご飯のこと、「チャンプル」は混ぜるの意。魚や肉を炒めたり煮たりしたオカズ数種と、白いご飯が運ばれてきて、ご飯の上に好きなオカズをのせ、混ぜていただく。今日のランチで食べた庶民的な味とは違って、だいぶ“ヨソイキ”な味。潮風に吹かれながらというシチュエーションもいい。こういう贅沢な気分にさせてくれる料理も大好きだ。

<バリ3日目>

今日の夜中にバリを発つが、ホテルのチェックアウトは午後6時なので、1日フルに使える。午前中は、近くのレギャンストリートでショッピング。午後は思い思いに過ごした。

ホテルにはプールもついてるし、部屋にはジャグジーもある。部屋のポーチにあるソファに座って、一日中本を読むのも気持ちいいだろう。そう、今回のようにゆっくりリゾートするのが目的で、あっちへ行ったりこっちへ行ったり忙しくする旅ではない場合には、今回宿泊したホテルのように、ホテル内の施設だけで満足できるようなところがぴったりだな、と思った。それと驚いたのが、パッケージツアーがお得だってこと。なんたって、「ホテルからのうれしいおもてなし」が本当にうれし過ぎるのだ。初日の部屋で待っていたのは大量のウェルカムフルーツ(食べきれず腐らせてしまった)、1日1本置いておいてくれるミネラルウォーター、スパにディナーに、滞在中いつでも利用可能なハイティー…。これらのおもてなしを使いこなすだけでも結構忙しいくらいだ。今までは航空券だけとって旅をすることが多かったが、今回のような旅を経験すると、これからはパッケージツアーがいいなって思ってしまう。

23:55発の飛行機に乗り、日本に着いたのは朝の8時頃。「半日は仕事ができるね」という話だったが……。バリのリゾート気分が抜けきらず、心身を日本仕様に戻すのにひと苦労。帰って早々、また行きたくなったバリ。今度は本場のめちゃ甘バリコーヒーを飲みたいと思っている今日この頃。(丸山)

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