Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

013年03月08日  ヴェテラン・ギタリストと新鋭ヴォーカリスト

2013年03月08日


ラリー・コリエル・スペシャル・セッション@ビルビードライブ東京。以下にミュージック・ペンクラブ・ジャパンのHP掲載レヴューを転載する。
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最年長のラリー・コリエル(g)を中心とした6人編成による、一夜限りの特別セッション。事前に告知されていなかったが、蓋を開けてみれば予想通りのマイルス・デイヴィス・トリビュート・バンドの姿を明らかにした。「イン・ア・サイレント・ウェイ」を前奏曲に、冒頭から雰囲気を醸し出すと、ウォーレス・ルーニー(tp)?リック・マーギッツァ(ts)?ジョーイ・デフランセスコ(org)と、リズムを変化させながらのソロ・リレーでマイルスと所縁のある各人の立場を表明。コリエルが存在感を光らせた「ニュー・ブルース」を経て、ウェイン・ショーター作曲の60年代マイルス・レパートリー「フットプリンツ」ではオマー・ハキム(ds)のソロで、タイムラグを一気に現在へと引き寄せた。ここまで裏方に徹していたダリル・ジョーンズ(b)は、アンコール曲「ジャン・ピエール」のイントロで、観客の期待に対応。今回だけに終わらせてほしくない意義ある企画だった、
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終演後、丸の内Cotton Clubへ移動。グレゴリー・ポーターはすでに欧米で話題沸騰の男性ヴォーカリストだ。独特な形の帽子を被った姿で、初来日のステージを務めた。「ワーク・ソング」「1961」等のレパートリーを、特徴あるバリトン・ヴォイスで満員の観客に届けた。

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