Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

2013年01月04日  孤高のサックス奏者によるクァルテット公演

2013年01月04日

 ブルーノート東京、今年最初のアーティストはチャールス・ロイド(ts,fl)である。前回の来日時はベースのリューベン・ロジャースが欠けていたが、今回はフル・メンバー。この間、ぼくは2011年のノルウェー<コングスベルク・ジャズ・フェスティヴァル>でロイド・クァルテットのステージを観ており、深い感銘を受けている。今夜はビーチ・ボーイズの「ゴッド・オンリー・ノウズ」から静かにスタート。70年代にロイドはビーチ・ボーイズと共演し、他の曲を自己のレパートリーにもしているので納得できたのだが、実は発売を控えるジェイソン・モラン(p)とのデュオ新作『ヘイガーズ・ソング』の収録曲だと判明。その後もロイドのマイ・ペースでステージが進行し、その独特な音楽世界が会場内にじんわりと広がっていった。アルトサックスを持参したが、最後まで使用しなかったのが謎。

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