海外レンタカーの旅

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2013年 フランス・ニース→イタリア・ピエモンテ周遊(7月14日〜22日)

2013年12月10日

2013年7月14日〜22日。今回は、世界有数のリゾート地、南仏のニースを起点に地中海の海岸線を抜け、イタリアのジェノバから世界有数のワインの郷、ピエモンテを巡る総距離およそ720kmのドライブ旅行。バカンスの海辺からピカソ美術館など芸術の町を経て静かな山間のブドウ畑へ・・とゴージャズなクルマ旅だ。

<1日=7月15日> 
成田→フランス・ニース・コートダジュール空港→レンタカーでカンヌへ(泊)。約27km
ニース空港でエイビスレンタカーをピックアップ。今回の車はBMW-XC60。多少車高の高いクロスカントリー風クルマだ。エイビスの空港受付から駐車場までは徒歩で移動。最初はいつもそうだが、左ハンドル、右側通行に慣れず、駐車場から予定のルートに入るまではドタバタ。その日はカンヌまで移動。宿泊は市街地のホテル。たまたまやっていたカンヌ国際花火大会を見学。国際とついても、日本の花火技術には遠く及ばないという印象。

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<2日目=7月16日> 
カンヌ→コートダジュール→ピカソ国立美術館→シャガール国立美術館など→ラ・コル・シュル・ルー泊。約39km。
カンヌから海岸線に沿って走りコートダジュール地域のヴァロリスへ。ピカソ美術館でピカソの世界に触れ、ピカソが住んだ町を散策。さすがピカソが気に入った町。静かで時間がゆっくりと過ぎていくような感じ。町のレストランでのんびりとランチ。その後再び海岸線に降りてシャガール美術館を経て、今夜の宿泊地ラ・コル・シュル・ルーへ。ホテルは料理が評判のAlain Llorca。評判通りの素晴らしさ。ソムリエの薦めるワインを飲みながら、そしてコートダジュールのなだらかな丘陵を長めながらゆっくりと夕飯。

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<3日目=7月17日> 
ラ・コル・シュル・ルー→モナコ→マントン→サンレモ→→イタリア・ジェノヴァへ。約170km。
ラ・コル・シュル・ルーから海外線に沿って走る。途中左にモナコを見ながらイタリア国境のリゾート地・マントン方面に向かう。ここからさらに地中海を沿って国境を越えて音楽祭で有名なイタリアのサンレモへ。さらに進みイタリアの地中海の都市ジェノバへ。宿泊はホテル・クラウディオ。地中海を一望できる高台にある素晴らしいホテルだが、その高台まで行く道はすれ違いも困難なカーブの続く狭い道。レンタルのBMWでは大き過ぎる。この地域を走るにはもっと小さな車のほうが良い。高台にあるので、ホテルのベランダからは地中海を一望に見渡せる素晴らしい景観が広がる。地中海の夕日を眺めながらビールを傾ける。最高の気分。

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<4日目=7月18日>  
ジェノバ→ラッパロ→チンクエテッレ→ラッパロ泊。約87km。
ホテルクラウディを離れて、そのまま地中海を右にして走り、今夜の宿泊地である、同じジェノバ州のラッパロへ。ラッパロのホテルにチェックインの後、今回は車を離れて、列車と船の旅。ラッパロ駅から世界遺産のチンクエテッレ国立公園の拠点であるリオマッジョーレへ。約2時間の列車の旅。チンクエテッレとは5つの漁村を総称した名称。このリオマッジョーレから船に乗り代え海側から5つの漁村を巡る旅。歴史的な美しい町、リオマッジョーレでランチの後、断崖絶壁の船着き乗り場から出発。船は観光客でいっぱい。途中海の断崖にへばりつくように存在する日本とは全く異質な美しい漁村を巡る。チンクエテッレを海から眺めた後は、最寄りの港で下車、再び列車でラッパロへ。夜はホテル近くのレストランで夕飯。そしてストリートミュージックが行われている夏のリゾート海岸を散策。充実の一日が終了。

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<5日目=7月19日> 
ラッパロ→ポルトフィーノ→ピエモンテ・アルバ。約180km。
今日は地中海を離れてイタリア有数のワインの郷、ピエモンテへ。その前に、ラッパロ近くの絵のように美しいといわれる半島のポルトフィーノへ足を伸ばす。ポルトフィーノは超セレブのクルーザーが停泊する噂通りの素晴らしく美しい港町。高台からの眺めはまさに絵のようだ。この港町を見ながら、オープンカフェでパスタランチ。ランチ後、ポルトフィーノを後に、地中海を離れて北へ、内陸のワインの郷ピエモンテへ向かう。ピエモンテの宿は、食事が美味しいので有名な農家ホテルのLocanda Del Pilone。ホテルは、まさに見渡す限りのワイン畑の中の一軒家。地中海とは全く違う世界が広がる。食事は噂通りの地元食材を使った美味しい料理。ディナーだけを食べに来る客も多い。なんとここのシェフは日本の方だった。

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<6日目=7月20日> 
アルバ・ホテル→バローロ。約25km。
このワイン畑のホテルから約30km、同じピエモンテ州バローロ村のHotel Villa Beccarisへ向かうピエモンテ州の周遊ドライブ。この地域は、言うまでもなくワインの「バローロ・バルバレスコ」の産地である。まず、ピエモンテ州アルバへ。アルバは、州都のトリノに次いで大きく、あまり観光化されていない自然と豊かな農産物に恵まれたローカル色豊かな町。この地方の最大の特徴はワインと食べ物だが、特にトリフュが有名で、秋にはトリュフ祭りが行われて観光客が押し寄せる町でもある。町を散策、買い物をしてオープンカフェでランチを食べる。ここでパーキングマシンの使い方を覚える。アルバからバローロ村を周遊、ホテルへ。ホテルのある村はイタリア内陸部の田舎村という風情。ディナーは坂の多い村の中にあるイタリアン・レストラン。店内の雰囲気も良く、接客も料理も一級品。ピエモンテ最後の夜を十分に楽しむ。

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<7日目=7月21日>
ピエモンテ→マントル→フランス・ニース。約190km。
高速道路を走って再びイタリアからフランスへ。今回の旅は山側の高速を使用することが多かったが、目的地の高速出口からの下りの最初のランアバウトで出口を間違え、再び元来た道を戻らざるを得ない状況に陥ったのが2回もあった。この日がその2回目で、イタリアからフランス側に降りて、そこで出口を間違え、再びイタリアへ・・。全く同じ間違いを2回も。ニースに向かう途中マントンにあるジャン・コクトー美術館へ。現在は、フランスの保養地でもあるここコートダジュールには、ピカソを始め、いろいろな芸術家が住んでいたが、コクトーもその一人。コクトーの人となりと作品に十分に触れ改めてコクトーの素晴らしさを知る。その後、ニース空港に行き、レンタカーを返却。レンタカーの旅は帰国前日に返却するのが安心。今回の旅行、最後の宿泊は、ニースでも最高級ホテルのHotel Negresco(ネグレスコ)。ニース海岸のランドマークのように誇らしく存在している。さすがに豪華だ。部屋について一息。夕暮れのニースの町に出て、町中を散策。バカンスと観光客で賑わうオープンカフェのひとつでブイヤベースなどを味わう。夕食後はニースの海岸をゆっくりと散策。バカンスシーズンの人気リゾート地とワインの郷ピエモンテを巡る旅を締めくくる。明日は帰国だ。

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