Jazz Diary 杉田宏樹のジャズダイリー

米西海岸のジャジー・ソウル・ディーヴァ

2007年09月06日

 米サンフランシスコ、ベイエリア出身のフィリピン系アメリカ人であるRADが初来日。丸の内「Cotton Club」公演を観た。本名のローズ・アン・ディマランタの頭文字をアーティスト名とする女性SSW&キーボード奏者。プリンス、ハービー・ハンコック、タワー・オブ・パワー、サンタナといった著名アーティストの下で経験を積んだミュージシャンがバンドを構成しており、その点でも期待していた。ステージは存在感の大きいRADの歌唱がグイグイと引っ張りながら進行。エレピ使用の弾き語り曲も盛り込んで、多くの観客にとって初体験となる西海岸のジャジー・ソウルを体感させてくれた。プリンス・ファミリーのエリック・リーズがテナーに加えてキーボードも演奏。フュージョン好きからの支持も厚いギターのレオ・オビエドは、職人肌の実力を発揮した。ドラムスのビリー・ジョンソンがメイズのメンバーだったことが明らかになって、バンド・サウンドに納得。“キメ”が多いのもこのバンドの特徴であった。

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