お宅訪問
レコード・コレクターを紹介、ということでこれまでに何度か自宅での取材を受けたことがある。今日は「スイングジャーナル」12月臨時増刊号のための“お宅訪問”だ。ジャズ・ジャイアンツのコレクターが数人登場する企画で、『ビル・エヴァンス・ディスコグラフィー』を発刊しているぼくが選ばれたわけである。ここ数日、今日を迎えるために新しいカーペットを敷き、部屋の片付けをした。古いメディアは思い切って不燃ゴミに。映像は記憶にあればいい。しかしそれでも物が多い。部屋の整理は年内の宿題ということにする。取材に訪れた編集者とカメラマンは、拙宅に足を踏み入れると、やはり驚いていた。最初はワーク・スペースに。続いてレコード部屋の密集度に。今回このタイミングで取材を受けたのも、来年に起きるであろう重要な出来事の序章のようで、自分自身興味深く思っている。